【ハイハットオープン】ドラマーが知っておくべきかっこいいフレーズ難易度別6選!
こんにちは!ミライミュージックスクール代表のトッシーです。
今回はハイハットオープンが効果的に使われているフレーズを難易度別にご紹介します。ここで紹介するフレーズをしっかりマスターすることでハイハットオープンそのものに慣れ、ハイハットコントロールの技術を高めることができます!
また自分でフレーズを考えるときのアイデアの源泉にもなります!楽しみながらやってみましょう🔥
なお、ハイハットオープンの解説に関しては下記リンクをご覧ください!
目次
【初級編】
1,マリーゴールド/あいみょん
最初のAメロフレーズからの抜粋です。超がつくほど典型的な、ベーシックなエイトビートの流れでスパイス的に出てくるハイハットオープンです!ハイハットオープンの一番基本的な使い方でといえるでしょう。またこの様なオープンの使い方を、即興で自分の判断でフレーズに組み込むための最初の階段でもあるので、軽々と入れれる様に繰り返し練習してみましょう!
ポイント①
ハイハットを開くタイミングはスティックがハイハットに当たるタイミングと同時です、つまり左足を緩める&ハイハットをヒットする動作が同時であることを意識しましょう!
ポイント②
ハイハットを閉じるタイミングは次のハイハットをヒットするタイミングと同時です!開ける時と同じく同時の動作を意識しましょう!!
2,ダンスホール/Mrs.GREEN APPLE
最初のAメロフレーズからの抜粋です。こちらも非常に典型的な使われ方でよく目にするフレーズですが、先ほどとは変わってスネアヒットの前にオープンがきます。またそのまえにはゴーストノートが入っているので少し複雑なフレーズですね!
ポイント①
先ほどのあいみょんのフレーズと同じく、動作の紐付けが鍵です!オープンを閉じるタイミングでスネアが入ってくるので①ハイハットヒット、②スネアのヒット、③ハイハットのクローズを同時に行う意識が大事です!
ポイント②
直前で出てくるスネアのゴーストに右手がつられてしまうとミスにつながります!3拍目のみを切り抜いてゆっくりなテンポから何度も練習しましょう!
【中級編】
3,Walk this way/Aerosmith
このフレーズだけでギターリフが思い浮かびますね!、サンプリングされた回数も桁外れのロックの枠を超えた超有名フレーズです。この曲はこのフレーズさえマスターすれば曲のほとんどの部分叩けてしまうので(!)がんばってトライしてみましょう!
ポイント①
1拍目に思いっきりオープンが入っているので走らない様に落ち着いて決めましょう、1拍目の落ち着きは非常に重要です!
ポイント②
このフレーズはバスドラムのダブルが絡んでいることによって難易度が上がっています。オープンのコントロールに集中するためにもダブルの縦の線、そして4拍目のバスドラムをしっかりと決めて1拍目のハイハットオープンに備えましょう!
4,Dr. Feelgood/Motley Crue
こちらもロックのフレーズで、曲のどアタマ、イントロからの抜粋です。バスドラダブルの2発目にオープンが絡んでおり、感覚を掴むまでが厄介なフレーズです。頑張ってトライしましょう。余裕が出てきたらスティックも回してみましょう!
ポイント①
バスドラダブルの二発目にくるハイハットオープンですが難易度が高いです。ダブルの2発目とオープンハイハットの縦の線を合わせるために4拍目から2拍目にかけてを切り抜いて練習しましょう。右手のハイハットの勢いが落ちていないか、しっかり目視で確認しましょう!
ポイント②
3拍目もハイハットオープンがあります、1小節にオープンが2回出てくるのでオープンとクローズのコントラストをはっきりつけることを心がけましょう、クローズドがオープン前に緩んでしまうと切味が半減してしまいます!
【上級編】
5,Pretender/Official髭男dism
Official髭男dism の超有名曲、5億回近く再生されていますね…(!!!) カラオケでも非常によく歌われ、親しみ深い曲ですが実はドラムがかなりの高難易度です。出来てしまえばとても楽しい楽曲なので是非トライしてみてください!今回はBメロからの抜粋です!
ポイント①
各小節の4拍目のウラにハイハットオープンが来ています直前4拍目のスネアから確実に正しい長さ(8分)をとってなだれ込まないよう、しっかりとオープンを決めましょう。また次の1拍目は16分音符で手を早く動かす必要がありますが、縦の線が揃っていないと非常に目立ちます。あせらずクローズとヒットのタイミングを完璧に合わせることは非常に大事なポイント、ゆっくりから練習して感覚を掴みましょう!
ポイント②
クラッシュシンバルと同じくかなりの割合でバスドラムと一緒に奏されるハイハットオープンですが、4小節目2拍ウラはバスドラなしであることに留意しましょう。
6,Space Cowboy/Jamiroquai
16ビートのウラにオープン2連発という鬼ムズフレーズを軽いタッチでさらっとこなしているJamiroquaiの名曲です!完璧に安定させることは至難の業ですが、非常にやりごたえのあるフレーズなので是非トライしてみましょう!冒頭Aメロからの抜粋です、フレージングの違うバージョンがあるので注意してください、Youtubeのリンクをご参考に!
ポイント①
アクセント=強調として強めに表現されることが多いハイハットオープンですが、ここでは非常にさらっと演奏されています。オープンを必要以上に強打せず、軽いタッチを心がけましょう。ただしタイミングだけはシビアに!少しでも左足が緩むと切れ味が落ちます!
ポイント②
ポイント①を成功させるためには非常に精度の高い左手と左足の連携が求められます。左足オープンはそれ自体慣れていなければ非常に難しいのでゆっくりから感覚を熟成させていきましょう!
まとめ
今回はハイハットオープンを使用したフレーズの特集でした!かなり難易度が高いものも取り上げましたがオープンはドラムの音楽表現のカナメの一つです!是非全部マスターしてオリジナルのオープンが入ったかっこいいフレーズを作ってみましょう!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!
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