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【初心者】エイトビート上達プログラム②メトロノーム練習~後半~楽譜付き練習方法

2023.09.13

こんにちは!ミライミュージックスクール代表のトッシーです。

今回は世に出ている多くのポップミュージックの基本のリズムとなっているエイトビートを上達させていくプログラムの第二回目!

メトロノーム練習後半の今回は前回記事を受けて、実践的にどのような練習をすればリズム感が鍛えられるのか、みなさんにお伝えしていきます!リズムキープに悩む中級者以上のドラマーのみなさんも是非読んでみてください!

とにかくこのパターンのエイトビートをマスターしよう!

この楽譜はエイトビートのエッセンスが詰まった、土台を築くのに非常に大事なパターンです。シンプルに見えるし実際ただこなすこと自体は簡単なのですが、完璧に演奏するには実は色々なことを考えなければいけません。

初心者のみなさんでも最初からハイクオリティなエイトビートの土台を手に入れるためにこれからご紹介するポイントを是非押さえていただきたいと思います!

ハイハットの緊張感がエイトビートのカギ!

エイトビートにおけるハイハットの重要性

エイトビートにおけるハイハットの役割は、4分で大きく取るバスドラムとスネアドラムを紡ぐ役割をしています。つまりハイハットが揺れてしまうと4分のパルスにも重大な影響を与えてしまいます。つまり最初にハイハットを一定にする感覚を得ることがめちゃくちゃ大事な最初のステップなのです。

ハイハットの奏法にはアップダウンを用いる方法が一般的ですが、一旦リズムを一定にする緊張感を得る為に同じ動きでトライしてみましょう。

一旦バスドラムとスネアドラムは一旦置いておいて下記の楽譜の通りハイハットの動きに集中して練習してみましょう!

注意するポイント

✔︎腕の動き

ハイハットを演奏する時はリラックスして腕を伸縮するような動きを心がけましょう!また、一定のリズムで刻む為に最も簡単な方法は同じ動きを繰り返し続けることです。自分の腕が一定の動きをしているか、腕を目視して、または鏡などで自分の動きを注意深く観察しましょう。

✔︎スティックに動いてもらう

スティックの動きを全て制御するのではなく、スティックを投げるように、ハイハットに当たった後はスーパーボールが跳ねて返ってくる時のようにスティックの自由な動きを阻害しないよう意識しましょう!バスケットのドリブルのような動きを意識しましょ

✔︎色々なテンポで練習してみる

曲には色々な種類があり、求められるテンポも様々です。またいきなり速すぎるテンポで練習すると自分のクセや悪い部分が判断しづらくなります。難しいですが♩=60~120ぐらいまでを日によって10刻み程度で色々なテンポで練習することにトライしてみてください!

✔︎録音する

前半でも述べましたが、基本的にドラマーが発するリズムは一定であることが正解です。一定であることを演奏中に把握することは意外と難しいので必ず録音して聞き返すか、電子ドラムのコーチモードなどを利用し、客観的に評価するようにしましょう!

バスドラムとスネアは右足左足で歩いてるような感覚で!

エイトビートにおけるバスドラムとスネアの重要性

オーディエンスが楽譜のようなドラムのビートを聴いている時、体が自然とノっていくのはバスドラムとスネアの位置、つまり4分音符の位置です。ハイハットの土台の上で脚光を浴びるのがバスドラムとスネアといえますね!

これもハイハットと同様に無理に当てに行かずにリラックスしてしっかり振り切り、自然な連続した動きの中でインパクトのある音を意識しましょう!

注意するポイント

✔︎タテの線が合うように叩こう!

タテの線が合うとはハイハットとバスドラやスネアなど同じタイミングで鳴るはずの楽器がメトロノームを含めてきちんと同時に発音している(同時に鼓膜を揺らしている)ということです。当たり前ですがタテの線がずれているということはどちらかが、若しくはどちらもが間違ったタイミングで鳴っているということです。他の演奏者もオーディエンスもどこにノっていけばいいかわからず、結果的に“ノれないな”という評価を下されます。録音してしっかり向き合い、克服しましょう!

✔︎バスドラムとスネアに対する動きはハイハットを動かしている右手の動きとリンクしているはず

予備動作がリンクしていれば同じタイミングで音が出るはずです。音を出す為の動きそのものから右手とシンクロするように心がけましょう!

✔︎緊張感とリラックス

ゆっくりなテンポではお相撲さんがのしのし歩いているようなイメージでバスドラスネアの交互の動きをしましょう。どちらかのタイミングが速かったり遅かったりすると歩きにくいですよね!足を交互に出しているイメージは一定にバスドラスネアを繰り出すには持ってこいのイメージなのです。

✔︎遅くも速くもなってはいけない

先に述べたタテの線をメトロノームと合わせるときに特に注意するポイントがメトロノームより速く叩いてしまていないか、ということです。

メトロノームより遅く叩くミスをしてしまた場合メトロノームが自分の叩いた音より速く聞こえるのでミスに気付きやすいのですが、速く叩いてしまている場合、音量のバランスによっては完全にメトロノームの音が覆い隠されてしまうことがあるため非常にミスに気づきにくいのです。

ドラムだけでなくあらゆる楽器で頻繁に起こりがちなミスなのでこれも録音、コーチモードを駆使して防ぎましょう。特にバスドラムのタイミングが思っていたより速く叩いてしまっていたということはよくあることです!

まとめ

シンプルに見えるエイトビートでも実は色々なポイントを押さえる必要があるということがお伝えできたかと思います.

最後にとても重要なことは自分で楽しくノるということだと思います。聴いている人をノせる為にはやはりまず自分がノっている必要がありますよね!メトロノームと一緒にダンスしているように緊張感の中でも楽しさを忘れずに練習しましょう!
またシンプルなエイトビートが合う曲も下記リンクでご紹介しているのでそちらの記事も是非チェックしてみてください!

それではまた次回お会いしましょう!

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