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電子ドラムを導入しよう!~電子ドラムの魅力とは?おすすめの選び方をご紹介します~

2023.07.20

ドラム演奏が楽しくてハマっている人や、これからドラム演奏に挑戦しようと思っているみなさんは一度はドラムを家で叩けたら…という想像をしたことがあるのではないでしょうか。
ところがドラムの演奏はとてつもない大きな音や振動が生じるため、自宅で演奏するのはよほど恵まれた環境がないと難しいという現状があります。そこでみなさんに検討してほしいのが電子ドラムという選択肢です!

電子ドラムは、コンパクトなデザインと静音性を兼ね備え、家の中でのドラム演奏を可能にするスーパーアイテムです。本記事では、電子ドラムの魅力とおすすめの選び方について詳しく解説します。また、気になる音や振動についての疑問や懸念もとりあげ、電子ドラムのメリットデメリット双方の側面から電子ドラム導入の検討を後押ししていきます!

電子ドラムのメリットとは

音の制約を克服できる

普通の家でドラムを演奏する時に、一番障害になるポイントはやはり音でしょう。一度でも生でドラムを叩いたことがあればわかるかと思いますが、ドラムは他の楽器とは1ケタ違うレベルの大きな音が鳴ります。おそらく日本のほとんどの家は防音部屋などの装置がなければ本物のドラムセットを演奏することは難しいでしょう。


電子ドラムは音の出にくい素材を使い、ヘッドフォンを通して音を聴きます。そうすることで外に大きな音を出さずに演奏することが出来るのです!しっかり対策をすればマンションやアパートなどのスペースでもドラムの演奏が可能です。

様々な音色とエフェクトを楽しめる

こちらは本物のドラムセットにはない魅力ですが、電子ドラムは、さまざまな音色とエフェクトを瞬時に選択することができます。これにより、さまざまなジャンルの音楽や曲に合わせたリアルなドラムサウンドを再現することができます。

専有するスペースが小さい

一部の電子ドラム以外は大概本物の大きさより小さく作られているのが電子ドラムです。本物の電子ドラムを置くことのできるほど大きなスペースがなくてもドラム演奏が可能です!

レコーディングがしやすい

ドラムの本格的なレコーディングは他の楽器に比べて使用するマイクの本数が非常に多く、且つ干渉も非常に起こりやすいのでレコーディングがとても大変な楽器です。一部の本格的な音源を使用している電子ドラムは最高の環境でレコーディングしたドラムセットと遜色ないレベルの音での演奏が可能です!

電子ドラムの選び方

電子ドラムにはさまざまな種類があります、色んな角度から最適な選び方を検証していきましょう。

値段から選ぶ

やはり一番気になるポイントは値段でしょう。最近は各社非常に安いモデルを出していますが、長年にわたり積み重ねた技術力が10万円以下のものでも“使える”モデルが増えてきています。

20万円を超えてくると音源が本格的になって、音がよりリアルで多様になっていきます、重要なポイントとしてはバスドラムがペダルを使用するタイプのものかどうかということです。ペダルを使わず、スイッチの様にバスドラムを演奏するタイプのものは演奏感が本物とは全く違います。20万以上のモデルを購入する場合はペダルを使って音を出すモデルがおすすめです。


50万を超える電子ドラムのモデルはおそらくローランドのv-drumなど一部の商品に限られてきます。最高級モデルは打感を再現するために本物と同じサイズのシェルを備えるなど、見た目も本物に近くなってきます。

叩いている感触は限りなくリアルに近く、音も本物の高品質のものと遜色なく、瞬時に違うドラムに変化できるという本物にはないメリットが際立ってきます。ある意味で本物を超えた未来のドラムセットということができるでしょう。

スペースから選ぶ

電子ドラムに関しては正直は専有するスペースはそれぞれほとんど変わらないと言っていいかもしれません。折りたたむことができる電子ドラムもありますが、毎回畳むというのは考えている以上に億劫でめんどくさくなり、結局展開したままにするか、ドラムから離れてしまうということになることが多いように思われます。

小さいものでも120cm✖️130cm大きいものだと160cm✖️160cm程度必要です。練習台の延長の様なタイプの電子ドラムもあるので、演奏感は変わってしまいますが、どうしてもスペースがない場合はそちらも検討してみてもいいかもしれません。

モジュールから選ぶ

モジュールとはパソコンで言うとCPUに当たるもので、現代の本格的な全ての電子ドラムはパッドで感知した振動や打点を実音に変換するこの装置を搭載しています。

パソコンやスマホとの連携、音質などを重視する場合は各社のモジュールの特徴を掴んだ上で購入するモデルを決定しましょう。

電子ドラムのデメリット

電子ドラムには購入前に必ず知っておくべきデメリットもあります。購入を考えている方はこちらの方にも是非目を通してください!

実はかなりうるさい

電子ドラムは当然実際のドラムよりも音が小さいですが、とはいえかなりの力でスティックを通して打撃を与えるわけですからそれなりの音がします。

また非常に問題になることが多いのがバスドラムによる下方向への振動です。本物のドラムセットでは生音が非常に大きいので問題にされることは少ないですが、実は一番音が大きく対策が難しいのがバスドラムの音の処理です、これらの音に関しては実際に店に行って叩いてみることをおすすめします。

実際に家で使用するとなると、アパートの2階以上ではふにゃふにゃシステムなどの対策は必須です。電子ドラムが元でご近所トラブルになってしまわない様にしっかりと対策を講じましょう!

本物のドラムとは違う

何を当たり前のことをと言われるかもしれませんが、凄まじい発展を遂げているとはいえ電子ドラム出音と生ドラムの出音は全く違うシステムや順序を経て発生しています。電子ドラムで長い間練習していて、その後生のドラムを演奏すると多少の違和感は感じるはずです。電子ドラムの購入を検討するほどドラムにのめり込んでいるみなさんなら、これから先ライブなどでも電子ドラム以外は叩かないと言うわけには行かないと思うので、電子ドラムを購入したとしても頻繁に生のドラムをスタジオなどで演奏して、生ドラムと電子ドラムの違いに留意し続けることは電子ドラムと上手く付き合っていく上で非常に重要なポイントです。

まとめ

今回はドラムを購入するにあたって留意するべきポイントをまとめてみました!電子ドラムではできないことをきちっと押さえて購入すればドラマーにとってこれ以上いない武器になるはずです。電子ドラムの関連のリンクはこれからどんどん増やしていきますのでそちらもぜひチェックしてみてください!


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