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DTM

DTMを始めよう!最初に必要な機材決定版!

2023.06.13

今回はDTMを始めてみたいという皆様向けに、必要な機材の決定版をご紹介します!さあ行こう!

DTMを始めるのに絶対に必要なのはパソコンとDAWソフトだけ!

(1)DTMを始めるのに必要なものがパソコンとDAWソフトだけな理由

DTMに必要なものを調べていくと、オーディオインターフェースやシンセソフト、ハードウェアなどが必要とされていることがよくありますが。結論から言ってしまえばDTMをスタートするのに必要なものはパソコンとDAWソフトだけです。なぜならその証拠に“それだけ”の環境でプロとして活躍しているアーティストがいるからです。

Twitterで明かされたYOASOBIのAYASEさんのDTM/作曲環境ですが

・MacBook pro (2010)
ヘッドフォン↓
・audio-technica(ATH-M40x)
DAWソフト↓
・logic pro x

たったこれだけだということです。

驚きですね。。レコーディングや仕上げはプロフェッショナルな環境で行っているかとおもわれますが、アイデアや曲作り、DTMに関してはこの程度のシンプルな環境で勝負ができる。これは間違いのない事実です!他にもビリーアイリッシュやMura Masaなどシンプルな環境やベッドルームミュージックで世界的に成功しているアーティストは数えきれないほどいるのです!
DTMを成功させるコツはとにかく曲を完結させ、曲を量産することに慣れることです。パソコンとDAWソフト以外のハードやソフトはどうしても必要になった時に購入を考えるとして、まずはパソコンとDAWソフトの環境を整えたらあれこれ考えず、とにかくスタートを切りましょう!!

 

(2)パソコン

パソコンだけはDTMをやる上でどうしても欠かせないものです。PC(Windows)、Mac両方でスタート可能です。Windowsはスペックが広範に選びやすい、Macは他に比べて安価だがプロも使っている高性能DAWソフト、Logic Proが使える、など特徴はありますが、それらの条件を鑑みて慣れているパソコンを選ぶ、で問題ありません。
スペックの基準は

CPU:Intel corei7以上相当

メモリ:できれば16GB以上

この辺を目安にしておけばしばらくは問題ないです!

 

(3)DAWソフト

世の中で使用されているDAWソフトは色々な種類があり選ぶ基準が難しいところです。厳選して絞った4つの主要なソフトの特徴を挙げていくので参考にしてみてください!ちなみに筆者はMacでLogicを使っています!

 

①Cubase

 

・国内シェアNo1!スクールへの問い合わせも一番多い
・オールジャンルオッケー
・日本語でのサポートが充実している
・日本人のユーザーが多いのでYouTubeなどで情報を得やすい
・作曲初心者にやさしいコード進行作成補助機能でコードのアシストや勉強もできる
・ボカロとの親和性が高いVOCALOID Editor for Cubaseというソフトが使える
・廉価版CubaseLE 11,620円

無料版Cubase(Cubase AIとLE)付属製品も多数あり

 

②Logic(Macのみ)

 

・オールジャンルオッケー
・ダントツで安い(30,000円)
・世界的にユーザーが多く情報量が豊富
・日本人のユーザーが多いのでYouTubeなどで情報を得やすい
・動作が安定している
・初期搭載音源、エフェクト、ソフト、がめちゃくちゃ充実!
・MacにはGarageBandが無料付属 またフルスペックも90日間無料お試し可能!

 

③Live

 

・クラブ系、EDM系が特に得意とされているがオールジャンルオッケー
・Liveで使用することを想定しているため動作が軽く安定している
・サンプル音源の扱いに非常に向く
・DAWの世界シェアでは1位!故に情報量も多い
・直感的な操作感
・廉価版Live Intro 10,800円

 

④Studio One

 

・オールジャンルオッケー
・他のDAWには戻れないとされる音質の良さ
・ミキシング、マスタリングにも長けている
・コードを自動で当ててくれる機能がある!
・機能制限されているがStudio One Primeは無償で使用可能!



 

(4)イヤフォンorヘッドフォン

最後に必ず必要なのがイヤフォンorヘッドフォンです!めちゃくちゃ高価なものでなくてもかまわないので準備しましょう。ちなみに世界で音楽を聴くのに最も使われているイヤフォンはApple社製のiphoneに付属してきたイヤフォン、無線もこれまたApple社製のAirpodsが60%のシェアを占めるというデータがあります。自動的にどんな音楽であろうと、世間ではこれらの製品を通して人々の耳に入る、ということはモニターという側面で意識しておくポイントといえるでしょう。

https://www.apple.com/jp/airpods-3rd-generation/

https://www.apple.com/jp/shop/product/MMTN2J/A/earpods-with-lightning-connector

 

あるとレベルアップが期待できるもの

DTM に最低限必要なものはすでに挙げましたが、そこからさらに環境をパワーアップさせる定番アイテムをご紹介します!

(1)オーディオインターフェース

DTMの機材を調べていると、必ずと言っていいほど目にするこの機材、ざっくり役割が2つあります。

①歌(マイクを通して)や、ギター、シンセなどの音を電気信号に変えてパソコンに送る
(A/D→アナログ音をデジタル信号に)

②パソコン内で再生されたデジタル信号を音に変える(D/A デジタル信号にをアナログ音に)

高品質な音の取り込みや、再生には欠かせない機材で、プロフェッショナルな音源制作には欠かせない機材ですが、もちろんパソコンにももともと組み込まれています。ただし歌や楽器の録音をする場合はパソコンの環境だけでは能力不足で遅延や音質の問題が出てきてしまうため、必要になってきます。自身の音楽制作に録音が必要であれば、改めて検討しましょう。打ち込みだけで完結できる場合は必ずしも必要ではありません!

(2)MIDIキーボード

音楽のデータを打ち込む際に、便利なのがMIDIキーボードです。ピアノはもちろん、ドラムや、シンセソフトはMIDIキーボードでの入力が可能です。打ち込みたい音の強さを感覚でコントロール出来る、リアルタイムで楽器入力が出来るなど、データ入力をめちゃくちゃパワーアップしてくれる強力なツールです。
音源が入っておらず、価格も安いものからあるので、余裕があれば最初から触れて慣れていくと後々強力な助っ人になります!

(3)スピーカー

一般的な音楽視聴に使われているスピーカーよりも、より細かく鮮明に聴くことができるため、音量、音のバランス、EQ、パン、エフェクトのかかり具合などあらゆる側面からクオリティを高めていくための強力な武器です。質の良いスピーカーでよく知っている曲を大音量で聴くと全然印象が変わることも多々あります。いろんな音楽の状態を聞き分ける耳を作っていくと言う意味合いもあるので、余裕ができたら是非興味を持って導入を検討してみましょう!

 

(4)マイク

あなたが歌手でも歌手でなくても、もし歌物の楽曲を制作し、ボーカルをレコーディングしたい、またアコースティックギターを生で録りたいという場合に必要なものがマイクです。オーディオインターフェースがあると良いですが、なくてもUSBで直接音を取り込めるタイプのマイクもあります。いろんなチョイスがあるので是非検討してみましょう!

 

まとめ

今回はDTMに絶対必要な機材とあると良い機材をメリットと共にご紹介しました!それぞれのアイテムの深掘りは避けて、出来るだけ簡単に解るようにしました。結論としては曲のアイデアを具現化するという意味ではかなり高度なところまでパソコン、DAWソフト、イヤフォンだけで達成できます。スタートを切ってしまえばあなたが必要なプラスの機材、ソフトが見えてくるはずです。
これから始めようと考えている人は完全にやることが決まって、買う機材を導き出せている場合を除いて、オーディオインターフェースやスピーカーなどの機材で悩むことよりまず最低限の機材から一曲作ってみる!これがベターなスタートなのです!

それでは皆さんの最高のDTMライフを祈って!!
次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

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