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【ドラム演奏解説】Can’t Hide Love/ D’Angelo~後編~

2025.01.30
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どうもこんにちは、ミライミュージックスクールドラム講師の加藤です!

今回は前回の続きになります、D’Angeloの『Can’t Hide Love』後編の解説です。

すでに前編で難所がたくさんあり、
挫折しそうなポイントもいくつかあったかもしれません。
ただドラムはひたすら叩けるまでこなすしかありません涙
遅いテンポから少しづつ丁寧にこなしていきましょう!


解説①2A

2Aは1サビ終わりのキメでブレイク。
1小節目の4拍目の16分音符2つ目で優しく戻ってきましょう。
こちらもD’Angeloのメロディーに合わせてるところが
とてもかっこいいですよね!
当時のパートナーでもあったコーラスのAngie Stoneも
思わずYeah!!と声を漏らしています。

2小節目にはスッとビートに戻るので、
ハイハットのオープンの長さも確認しておきましょう。

そして、また細かいフレーズがやってきました。
4小節目の2拍目から4拍目にかけてのキック。
安定した気持ち良いグルーヴの中で
時折出てくる細かいフレーズが耳を奪いますね。


関連エクササイズ1

こちらもBPMは80のままで下のエクササイズのように
音符を8分音符に置き換えてやってみましょう!

BPM80で1−4まで繰り返しおこなっていきます。
ノーミスでクリアできたらテンポを少しづつ上げていきましょう!
(できれば2−3ずつ上げていけると◎)

注意点としては3の2小節目。
1拍目から2拍目の16分音符から8分音符への移り変わりを
いかにスムーズにおこなえるかです。

最終160に辿り着くとオリジナルのテンポになるのですが、
ここを80の段階で感覚を掴んでおかないと
変な癖がついたりしてしまうので何度もリピートしてみて下さい。

解説②2B

2小節目ですが、キックの16分音符ウラの応酬です笑
3小節目の頭まで繋がっているので注意です!

5小節目頭はシンバルではなく、ライドのカップなところも斬新ですよね。
スティックの叩く位置ですがチップでは全く音が鳴らないので、
ショルダーでカップの中心を狙って音を出していきましょう!

7小節目のフィルは前編でやった手足のコンビネーションの
タムを使った応用編になります。
前編を見直しながらマスターしていきましょう!

解説③C

さぁ佳境に差し掛かってきました。
頭ではフラムでピックアップしつつ、
少しテンションを下げます。
2サビで盛り上がったテンションよりも
下から盛り上げていくことで
ラストに向けてのレンジ幅を獲得しています。

4小節目のキックはベースと同じフレーズを歌っているイメージで踏み込んでいきましょう。



小節目ラストのフィルですが
シンプルにタムが順に下っていくフレーズですが、
こちらもR&Bなどでよく多用されます。
右手を素早く移動させないといけないので
パワーダウンしないように、
タムの真ん中をしっかり狙えるように練習していきましょう!

解説④D

ここからさらにエンディングへ向けて
ボルテージが加速していきます。
ここからは5小節を一括りとして
3つに分けて解説していきます。

強弱のイメージ的には、

①mf(メゾフォルテ)

②f(フォルテ)

③ff(フォルテシモ)

こんな感じで捉えてもらえると
分かりやすかと思います。


お決まりのキメが続いていきます。
5小節目の32分音符も
入る位置は違いますが
前回出てきたフレーズと同じなので、
問題ないかと思います。

頭のハッとするフレーズでさらに勢いが増します。
16分休符からのキック3打なかなか難しいですがトライしてみて下さい。

5小節目がこれまたパッセージが早いフレーズになります。
最後の追い上げを感じられますね!
正しい位置に手足を打ち込めるように何度も繰り返してみて下さい!


③は最終ブロックです、ここはテンションマックスで挑んでください!
難所はなんと言ってもラストのキック16分音符全踏みですね!!!
徐々にビルドアップして最後はお馴染みのキメでカッコよく終わりましょう!!

関連エクササイズ2

先程の②の頭の部分と、
レッテルCでベースとユニゾンしていた部分、
さらにこのラストの16分音符全踏みの部分、
キック強化のエクササイズとして
下の画像を参考に練習して是非パワーアップしてみて下さい!

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は今までの曲よりもはるかに
手数やバリエーションのあるフレーズが多かったように思います。
初心者の方は少し難しいかもしれないですが、
いずれ時がくれば通る道だと思いますので、
是非その時に挑戦していただければと思います。

それではこの辺で。
本日もありがとうございました!

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