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【ドラム演奏解説】Let’s Groove/Earth, Wind & Fire

2025.01.27

どうもこんにちは、ミライミュージックスクールドラム講師の加藤です!



本日もいつものようにドラム演奏の解説をやっていきたいと思うのですが、
今回はEarth Wind&Fireの名曲『Let’s Groove』について解説していきたいと思います。


Earth, Wind & Fireについて

まずは知らない方の方が多いかもしれないので、
少しだけEarth Wind&Fireについて触れていこうと思います。


Earth, Wind & Fireは、アメリカのシカゴで1969年に結成されました。
R&B、ファンク、ソウル、ジャズ、ディスコ、ポップ、ロック、ダンス、エレクトロニックなど様々なジャンルを融合させ、その多彩な音楽スタイルと革新的なサウンドで独自の音楽性を確立した唯一無二のバンドです。

特に1970年代から1980年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、
その中には「September」、「Boogie Wonderland」、「Shining Star」、「Fantasy」「Let’s Groove」など

TV、CMなどで一度は耳にしたことがある曲たちがたくさんあります。
きっとみなさんも知っている曲があるかと思います。

またこれまでに数々の賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしています。


彼らの音楽は、時代を超えて今もなお愛され、
多くのアーティストやバンドに影響を与えています。

間違いなく僕もその中の1人です。



高校時代によくLiveDVDを買って見漁っていたのを思い出します。

特にLiveになると曲のアレンジが強烈にかっこ良いです!

振り付けなども徹底されていて
エンタテイメントとしてとても見応えのある映像ばかりです。

興味のある方は是非一度見てみて下さい!




Let’s Grooveについて

少し長くなりましたが、それではここから
『Let’s Groove』について解説してきます。

1981年にリリースされたアルバム『Raise!』に収録された楽曲で、
ディスコとファンクを融合させたダンスナンバーとして広く知られています。

BPMは125とアップテンポで、
グルーヴ重視のどっしりした土台が必要とされます。
リズムパターンとしてはとてもシンプルなので、
是非ビギナーの方にも挑戦してもらいたいなと思っています。
それではいってみましょう!

解説①イントロ

まずは演奏動画をご覧ください!

しっかりとカウントを数えながら
イントロの4拍目の8分裏ハイハットオープンから入っていきましょう。
少しパターンが複雑ですが、慣れてきたらハイハットにも
画像の様にアクセントを入れてみましょう!


Vocoderのパートからビートインです。
リズムパターンは非常にシンプルで
まさかのエンディングまでほぼ変わりません!笑


ひたすらベースのフレーズと絡み合うイメージです。
4拍目はスネアとキックが重なるのでここも抑えておきましょう。

またもう一つポイントとして、フロアタムが2小節に1回入ってきます。
右手で叩くもよし、もし叩ける方は左手で叩いてみましょう!
フィルイン後の戻りなどは特に難しい箇所もあるのでできるところのみでOKです!

また左手でフロアタムを叩くと同時に
フロアタムの適切なセッティング場所も見直しても良いでしょう。

ここからは順調にサビ→A→B→サビ→2A→2B→2サビ
と進めていけるかと思います。
ほぼフロアタムが入るか入らないかだけの違いなので、
その辺も意識しつつ進めていきましょう。

解説②2サビ

2サビに関しては1小節ごとにフロアタムが入ってきます。

解説③ブリッジ

2サビが終わるとブリッジに入ります。
コードが変わり展開が広がっていきます。
ここが曲のピークなので余裕のある方は、
画像のようにクレッシェンドをつけてみたり
ライドへ持っていったりカップを叩いてみたり、
展開を意識して雰囲気を変えてみたりしてみましょう!

ブリッジ後のインターからはキックのパターンが変わるので注意!
(謎に3小節目から変わります。笑)


解説④ラストサビ

この後はラストサビからエンディンングのフェードアウトまで駆け抜けます。
(ちなみにラストサビの2小節目から
キックのパターンが戻ります)


まとめ

曲的に難しいフィルで盛り上げたりするような曲でもなく、
タイトルのごとく気持ちよいグルーヴが叩ければ何の問題もないです!
歌の兼ね合いやベースとの絡み方、こういったところにも是非注目しながらプレイできると今後ドラマーとしての深みも出てくるのではないでしょうか!




はい、と言うことでいかがだったでしょうか?
難易度というよりはグルーヴというところに重心を置いた内容となりました。
こういった曲もまたたまに上げていこうかと思いますので、
引き続きよろしくお願いいたします!
では本日もありがとうございました!!

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